洋上風力発電

海上に風力発電機を設置することを洋上風力発電と呼ぶ。

地形や建物による影響が少なく、より安定した風力発電が可能となる。

また立地確保、景観、騒音の問題も緩和できる。

水深が浅い海域において海底に基礎を建て、大規模なウインドファームを建設する例が各国で見られる。

水深が深い場所のために、独立行政法人海上技術安全研究所やアイ・エイチ・アイマリンユナイテッドなどでは浮体式の基礎を用いる方式も研究している。

なお、沖合いでの洋上風力発電については、電力の陸上への送電が困難であるため、発電した電気で水素を製造し、これを圧縮したり、有機ハイドライドに吸着させる等により輸送することが研究されており、これにより電力変動の問題も解決されることが期待されている。

また、科学技術政策研究所では、平成14年3月に「深海洋上風力発電を利用するメタノール製造に関する提案」を発表しており、沖ノ鳥島周辺、三陸沖太平洋、北海道北西沖日本海などを有望海域として、日本の全エネルギー需要を賄えるほどの大規模なシステムなどを提唱。
update:2010年07月23日